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path: root/japanese/security/2010/dsa-1997.wml
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#use wml::debian::translation-check translation="b128ca5f062ffd92dfde8a7b5888d4e87ec075f2"
<define-tag description>複数の脆弱性</define-tag>
<define-tag moreinfo>

<p>MySQL データベースサーバに、複数の問題が発見されました。The Common
Vulnerabilities and Exposures project は以下の問題を認識しています。</p>

<ul>

<li><a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2009-4019">CVE-2009-4019</a>

<p>Domas Mituzas さんにより、mysqld が一部のサブクエリを含む SELECT 文で
のエラー処理で適切にエラーを処理しておらず、GeomFromWKB 関数を用いる文
の実行時に一部の null 値を保持していないことは発見されました。この欠陥
により、リモートの認証済みの攻撃者が細工した文を用いてサービス拒否攻撃
(デーモンクラッシュ) を実行可能です。</p></li>

<li><a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2009-4030">CVE-2009-4030</a>

<p>Sergei Golubchik さんにより、MySQL が、もともとシンボリックリンクなしに
パス名と関連づけられていたものを修正した DATA DIRECTORY または INDEX
DIRECTORY 引数を持つ MyISAM デーブルに関する CREATE TABLE 文の呼び出し
時に、ローカルユーザに対して一部の特権チェックの迂回をゆるしていること
が発見されました。この引数はパス名が MySQL データホームディレクトリ以下
のサブディレクトリへのシンボリックリンクになるよう変更されていた場合、
将来作られるテーブルを指す可能性があります。</p></li>

<li><a href="https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2009-4484">CVE-2009-4484</a>

<p>MySQL で使われている、1.9.9 以前の yaSSL の TaoCrypt の src/asn.cpp 内の
CertDecoder::GetName 関数に複数のスタックベースのバッファオーバフローが
あり、細工した name フィールドを持つ X.509 クライアント証明書を使った
SSL コネクションの作成を用いた、リモートの攻撃者による任意のコードの実行
や、サービス拒否攻撃 (メモリ破壊とデーモンクラッシュ) が可能です。</p></li>

</ul>

<p>旧安定版 (oldstable) ディストリビューション (etch) では、これらの問題は
バージョン 5.0.32-7etch12 で修正されています。</p>

<p>安定版 (stable) ディストリビューション (lenny) では、これらの問題はバー
ジョン 5.0.51a-24+lenny3 で修正されています。</p>

<p>テスト版 (testing) および不安定版 (unstable) sid には mysql-dfsg-5 パッ
ケージは収録されていません。</p>

<p>直ぐに mysql-dfsg-5.0 パッケージをアップグレードすることを勧めます。</p>
</define-tag>

# do not modify the following line
#include "$(ENGLISHDIR)/security/2010/dsa-1997.data"
# $Id$

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