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path: root/japanese/security/2004/dsa-422.wml
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<define-tag description>リモートからの脆弱性</define-tag>
<define-tag moreinfo>
<p>
CVS pserver のアカウントマネージメント (CVS
リポジトリに対してリモートからアクセスする際に用います) は 
<kbd>CVSROOT/passwd</kbd> ファイルを各リポジトリで用います。
このファイルには、アカウントと認証情報以外に、その pserver 
アカウントを用いる際に使うローカルの unix アカウント名も書かれています。CVS 
では、どの unix アカウントを用いるかについてチェックを行っていないため、
<kbd>CVSROOT/passwd</kbd> を変更することができる人は誰でも、CVS サーバの
(root を含む) 任意のローカルユーザの権限を得ることができてしまいます。</p>

<p>これは上流のバージョン 1.11.11 で、pserver を root 
で実行しないようにすることで修正されています。Debian
では、この問題はバージョン 1.11.1p1debian-9
で以下の 2 つの対策を用いて修正されています。</p>

<ul>
<li>pserver で、リポジトリアクセスの際に root
を用いることを許さないように変更。</li>

<li>新規に <kbd>/etc/cvs-repouid</kbd> が導入されました。
これは、リポジトリへのアクセスの際に用いられる unix
アカウントをシステム管理者がオーバーライドできるようにするものです。
この変更についての詳細は、<url "http://www.wiggy.net/code/cvs-repouid/">
を参照ください。</li>
</ul>

<p>また、CVS pserver にはモジュールリクエストの解析にバグがあり、
リポジトリ外にファイルやディレクトリを作成することが可能でした。
これも上流の 
1.11.11 と Debian のバージョン 1.11.1p1debian-9 で修正されています。</p>

<p>
最後に、「cvs init」と「cvs-makerepos」で用いる umask の値が変更され、
リポジトリ作成の際にグループ書き込み属性が与えられないように変更されました。
</p>

</define-tag>

#use wml::debian::translation-check translation="55a70d0c0f3df8d4df237334ac6de72daaa99f73"
# do not modify the following line
#include "$(ENGLISHDIR)/security/2004/dsa-422.data"
# $Id$

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